ジェレミー・キング、来春に新レストランをオープン

ジェレミー・キングは、入札合戦によってコービン＆キング・レストラン・グループから劇的な撤退を余儀なくされた1年後、ハイドパークを見下ろす新店舗のリースにサインしたと発表した。

キングが「鞍替えする」と表現したこの新プロジェクトは、ザ・パークと名付けられ、ベイズウォーター・ロードにあるパーク・モダンの新ビル内に位置する。

「私はレストラン経営者であり、ホテル経営者でもある。

キング氏は、このプロジェクトを「私が大好きな『グランド・カフェ＆ブラッセリー』の型にとてもよくはまっている」と評した。

しかし、「20世紀ではなく、21世紀初頭のもの」であり、独自のひねりが加えられていると彼は説明した。

キングとビジネスパートナーのクリス・コービンは、ザ・ウォルセリーやブラッスリー・ゼデルなどを経営し、40年にわたりロンドンのレストランシーンを支えてきた。昨年春、大株主のマイナー・インターナショナルがCEO兼会長のウィリアム・ハイネッケの下でグループの全権を掌握したため、2人は自分たちが設立したグループから離脱した。キングはこの不和を「根本的な意見の相違」と表現し、状況を「四面楚歌」に例えた。コービン＆キング・グループはその後、ウーズリー・ホスピタリティ・グループとして再出発した。

この波乱に満ちた時期について、キングは次のように書いている。"レストランを失い、非凡なスタッフや同僚たちから別れも告げられずに去るということは、私が一番やりたくなかったことではあったが、それはまた、振り返ってみれば、私に起こりうる最良のことだったのかもしれない--当時はそれを推し量ることは不可能だったが"。

「より良いレストラン経営者、雇用者、そして友人になることを決意しています。

多くの詳細はまだ確定していないが、ザ・パークは2024年春にオープンする予定だ。

関連ニュース

ソーホーに待望のパブが今秋オープン

ゲイリー・ネビル、4億ポンドのホテル、パブ、レストラン開発を開始

ジーノ・ダカンポのレストラン・チェーン崩壊で調査開始