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ハイボールで韓国のウィスキー輸入が過去最高を記録

2023年上半期には、ハイボール・カクテルの人気上昇もあり、韓国へのウィスクの輸入が急増し、前年同期比50%増となった。

このデータは同国の税関が提供したもので、韓国経済新聞に掲載された。 韓国経済新聞によると、シングルモルト・スコッチからケンタッキー・バーボンまで、今年上半期のウイスキーの輸入量は16,900トンで、2022年の同期間の11,100トンを大幅に上回った。これは税関当局が2000年に追跡を開始して以来最高の数字である。

この傾向の一因は、ミレニアル世代やジェネレーションZの層で、ハイボール(泡立てた飲み物に炭酸飲料を加えたもの)に対する韓国の消費者の需要が高まっていることにあるようだ。

ジャパンタイムズは、韓国が世界で最も急成長しているウィスキー市場であると報じ、ユーロモニターのサニー・ムーン調査マネジャーの言葉を引用している:「ミレニアル世代とZ世代の消費者は、深夜の集まりでの過度な飲酒を中心としたアルコール文化を否定し、アルコールの新しい楽しみ方を求める傾向にある。Covid-19の長期的な普及に伴い、少額でちょっとした贅沢を味わうという概念が高まっている。"

ハイボールは、他のカクテルほど強くないので、それほど過度なものではないと考えられている。また、スピリッツとミキサーの組み合わせによって、さまざまなバリエーションが可能なため、よりエキサイティングなカクテルというイメージもある。

また、若い人々はプレミアムスピリッツをステータスシンボルとみなし、より多く消費していると言われている。

ビールも好調で、輸入量は前年比7.1%増の12万7,000トンに達した。日本との関係が改善したことで、日本のビールが再び特に人気を集めているという。

しかし、こうした成功は他のカテゴリーの犠牲の上に成り立っている可能性がある。韓国へのワインの輸入は、2022年上半期比10.8%減の31,800トンに減少した。韓国経済新聞は、パンデミック(世界的大流行)時に韓国人が自宅で飲むためにワインを購入していたのに対し、外出できるようになった今ではビールやウィスキーを選ぶようになったためだと指摘している。

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