スターリング蒸溜所、初のウイスキー樽を満たす

1852年以来、スターリングでウイスキーが造られるのは初めてのことだ。

2015年にジューン・マッキャンとキャメロン・マッキャン夫妻によって設立されたスターリング蒸溜所は、2022年3月にVI Casks for King Jamesウイスキーセットをデビューさせた。

スターリング蒸溜所が閉鎖された1852年以来、この街でウイスキーが蒸溜されることはなかったが、同蒸溜所は171年ぶりに樽にウイスキーを詰めたと発表した。

最初の仕込みは2023年10月3日（火）に行われ、最初の樽詰めは11月27日（月）に行われた。

蒸溜工程では、蒸溜チームがウイスキーの風味を開発するため、今後数ヶ月間にわたって少量生産が行われる。スターリング・ウイスキーの最初のリリースは2026年後半になる予定だ。

dbの取材に応じた共同設立者のキャメロン・マッキャンは、スターリング発祥の地であることから、「ソフトな低地のフレーバーと、今作ったばかりのソフトでビシッとしたノートが楽しめる」と語っている。

ウイスキー製造は「第一の計画ではなかった」としながらも、「ウイスキーが彼の最初の愛であったことから、蒸溜所がウイスキー製造へと発展していくのを見たいと常に思っていた」と述べた。

マッキャンはこのウイスキーについて、「私たちがビジネスとしてどのように進化してきたかを誇りに思うと同時に、新しいメイクスピリッツに興奮しています。このウイスキーは、モルトの風味があり、ソフトで素晴らしい味わいです。私たちは皆、このウイスキーが樽の中でどのように熟成していくかを楽しみにしていますし、これまで私たちのウイスキーの旅に投資してくださった皆さんに感謝しています。