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セッション・ワインは普及するだろうか?

セッション・ビールは何世紀にもわたって存在してきたかもしれないが、低アルコール飲料やノンアルコール飲料の需要が高まり続けている今、セッション・ワインは次の大きな流行になるかもしれない?

セッション・ワインは普及するだろうか?

シェイクスピアやチョーサーでさえ、水が安全でなく飲むのに不向きだった時代には、全国各地の家庭や職場、さらには学校で、度数の低いビールが飲まれていたという話だ。

その長い歴史は今に受け継がれ、セッション・ビールはさまざまなビールのラベルによく見られる。

セッション・ビールには2つの重要な特徴がある。Craftbeer.comによると、他のビールスタイルとは異なり、風味やアロマはセッションビールを定義するものではなく、アルコールレベルは5%を超えてはならない。

ノンアルコールや低アルコールのカテゴリーの成長は、近年、より強度の低いビールや醸造所の台頭に拍車をかけている。

イギリスとヨーロッパでのワイン消費量が減少を続けるなか、ワイン・ブランドのニースは、アルコール度数を3.4%に下げた「セッション・ワイン」を発売した。

「アルコールの節制は新しいことではないし、ニッチでもない。英国の成人の4人に3人は、アルコール摂取量を積極的に節制している。また、これはZ世代だけの現象ではなく、あらゆる年齢層で起きていることがデータからわかります。だから私たちは、消費者にもっと多くの選択肢を提供するために、セッション・ワインを作ったのです」と、ニースの共同設立者であるルーシー・バスクは言う。

セッション・ワインは2024年1月に発売され、ニースのウェブサイト(10ポンド)と75clボトルでオン・トレードで購入できる。ニースは、セッション・ソーヴィニヨン・ブランとセッション・メルローを製造しており、それぞれのグラスのアルコール度数は通常のワイングラスの3分の1である。

同ブランドは、セインズベリーなどの小売店がワインの通路に中間ゾーン(アルコール度数7~10%)を導入している一方で、RTDやセッション・ビールに対抗できるアルコール度数の「セッション可能な」選択肢はほとんどないのが現状だと主張した。

セッション・ビールは、アルコール度数が低いだけでなく、その飲みやすさによって分類される。dbは昨年、ノンアルコール・低アルコール・カテゴリーの価値が2022年に110億米ドルを超えると報じており、低アルコール・ワインがこのカテゴリーにどのように組み込まれるかは未知数だ。

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