アズダ、アルコールフリー商品のラインナップを拡大 英国民の3分の1が節酒クリスマスを計画

アスダは、クリスマスまでの間に「ノンアルコール」という言葉の検索数が50％近く上昇したことを新たな調査で明らかにし、ノンアルコールと低アルコールの品揃えを強化することで、同カテゴリーの売上が9％増加すると見込んでいる。

オンライン・スーパーのオカドによれば、スパークリングワイン、ノゼコの昨年の売上は83％増だったという。

フォーブス・アドバイザーの調査によると、イギリス人の3分の1が、現在進行中の生活費危機と翌日の二日酔いを避けたいことを理由に、祝祭シーズンに禁酒を計画していることがわかった。

アズダのクラフトビールおよびビール、ワイン、スピリッツギフト担当バイヤーのライアン・トラスウェル氏は、次のように述べている：「アルコールの代替品を求めるお客様が急増するこの時期に、お祝いの席にエキサイティングな選択肢を提供し、あらゆるドリンクスタイルとお客様のお気に入りをカバーするために、既存の品揃えを拡大することが重要です」。

2022年には、14万人以上の人々がドライ・ジャニュアリーやソーバー・オクトーバーに飲酒を控えると予測されており、ウェイトローズは今年8月、酒類不使用の商品の棚に60％のスペースを確保する計画を発表し、英国のスーパーマーケットの先例となった。

市場調査会社ミンテルによると、2022年の市場規模は2億5500万ポンドと推定され、ノンアルコール・低アルコール市場は減速の兆しを見せていない。先週、ラッキー・セイントはアルコールフリーのヘージーIPAの発売を発表し、ワイン・ブランドのニースは1月に低アルコール・ワインを発売する。

この分野を席巻しているブランドに遅れを取らないよう、小売業者は酒類不使用の飲料を独自に製造しようとする動きを強めている。

新商品のプロモーションの一環として、小売業者は、昨年のクリスマス・イブにサンタが消費したアルコール量を240万単位以上と計算し、その代わりにノンアルコールか低アルコールの飲み物を残すよう買い物客に勧めている。

エクストラ・スペシャル・ノンアルコール・レッドベリー・ボタニカル・スピリッツ・ドリンクとエクストラ・スペシャル・ノンアルコール・ダーク・スパイス・スピリッツ・ドリンクを含む新シリーズは、受賞歴のあるエクストラ・スペシャル・スパークリング・ソーヴィニヨン・ブラン低アルコール・ワインと並んで販売される。