青島、株価上昇を祝う

中国のビール会社チンタオは、30年前の香港証券取引所でのデビュー以来、株価が24倍に上昇したことを祝っている。

サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、このビール会社の株価は2.80香港ドルから始まり、先週には71.25香港ドルに達し、1,277億6,000万香港ドルの巨大企業となった。

ブルームバーグの分析によれば、1993年以来青島が支払ってきた配当金を株式に再投資した場合、総リターンは元の金額の42倍になるという。

これは、1993年に青島株の1単元（2,000株）に5,600香港ドルを支払った場合、現在では117,440香港ドルに相当することを意味する。

エバーブライト・セキュリティーズ・インターナショナルのストラテジスト、ケニー・ン・ライイン氏は、ビール会社の新規株式公開（IPO）の成功について、「過去30年間の本土経済の急速な発展と、香港の金融市場の盛んな成長を反映している」と振り返った。

過去30年にわたるいわゆるH株上場は、多くの個人に恩恵をもたらし、青島がIPOして以来、389件の上場によって総額2兆800億香港ドルが調達されたと報告されている。

「H株」とはもともと、国家が所有または支援する中国本土企業の香港上場株を指していた、と現地報道は説明している。

チャールズ・リー・イェグォン氏は先日の祝賀会で次のように述べた：「香港は過去14年間、世界のIPO市場のトップ4に入っているが、これは主に本土企業の上場によるものだ。

また、「上場改革は、すべての本土企業に管理と情報開示の改善を迫った。これは中国経済の発展にとって不可欠なことだ」と述べた。

昨年、dbは 中国のビール産業が大きな成長を遂げ、パンデミック（世界的大流行）から立ち直るだろうと予想した。

青島ビール醸造所は、1903年に山東省青島のドイツ商人とイギリス商人によってゲルマニア＝ブラウエレイ青島として設立された。