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切り裂きジャックをテーマにしたバーが物議を醸す

今月ポーツマスにオープン予定のカクテル・バーが、悪名高い連続殺人鬼、切り裂きジャックをテーマにしているため、地元住民から反発を受けている。

Ripper & Co.と名付けられたこのバーは、ビクトリア朝風の酒場と、19世紀のホワイトチャペルの通りを模してデザインされた空間を持つ。

BBCラジオ4の『Woman's Hour』では、切り裂きジャックに殺害された(少なくとも)5人の女性の生涯を調査している。

また、犯人の2番目の犠牲者であるアニー・チャップマンの子孫がポーツマス近郊に住んでいることも明らかになった。BBCサウス・ニュースに出演したアラン(姓は不明)はこう語った:「切り裂きジャックとして定型化された人物に重点が置かれすぎていて、被害者に十分な重点が置かれていないと思う。私の故郷であったこの街にはふさわしくない。

ポーツマス市議会に対し、200人以上の人々がこのテーマについて対策を講じるよう求める書簡に署名した。

カースティ・メラー評議員は言う:「間違いなく最も悪名高い男性による女性殺害事件の名前をバーにつけるとは、ぞっとする。このバーの名前とテーマは、女性や少女に対する暴力について否定的な会話を促し、女性を脅迫し、そのような暴力が社会的に容認されると考えられる文化を常態化させる可能性があるようだ。

苦情を受け、バーのオーナーであるダン・スワンは、テーマを変更し、現在は「クラシック・カクテル・ホラー・バー&レストラン」と表現しているという。スワン氏はまた、このバーが女性の権利に関する慈善団体と提携することも発表している。

バーの名前は変更されず、宣伝用のビジュアルには、ダークコートにトップハット姿の男が女性をストーキングしている姿が描かれている。

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