メニュー外のカクテル・クラブがロンドンに誕生

バーで何を注文しようか迷ったことがあるのなら、新しい出張型オフメニュー・カクテル・クラブが解決してくれるかもしれない。

ドリンクブランドのザ・ベリーカンパニーがスポンサーを務める「オフ・ザ・カフ」が、7月8日からロンドン各地で開催される。最初に発表された場所はエンジェルのロンドン・アートハウス。その後の場所はまだ発表されていない。

2時間半にわたって、ゲストは自分の味覚を考慮してデザインされたドリンクを発見することができる。アプリをダウンロードし、好みのスピリッツ（プレスリリースによると、ノンアルコールや低アルコールのオプションも用意されている）、好みに合うその他の材料、好きなドリンクを入力するだけで、アプリが自分専用のドリンクを開発してくれる。テクノロジーには限界があるため、カクテルは係のバーテンダーが調合する。

85ポンドのチケットで3ドリンク、カナッペ、生演奏が楽しめる。

創業者のアジア・ディアスは、この型破りなミクソロジーのアプローチについてこう語っている：「ユニークで芸術的なカクテルを求める傾向が高まる中、私はゲストの皆さんに贅沢なひとときと祝賀の感覚をもたらすイベントを作りたかったのです。オフ・ザ・カフを通じて、それを実現したいと思います。"

顧客がアプリを使用したデータから、カクテルのトレンドに関する最新の知見を得ることができる。

顧客が選ぶカクテルの構成は、ソーシャルメディアが味覚の嗜好に与える影響を映し出す鏡でもあるかもしれない。昨年、 ハウス・オブ・ザ・ドラゴンの俳優エマ・ダーシーがネグローニ・スバリアートの名前を間違えて発音した映像が拡散された後、ネグローニ・スバリアートの検索数は5倍に増加した。