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テキーラショットに苛性ソーダを提供したナイトクラブに罰金

ロンドンのヘイマーケットにあるタイガー・タイガーは、バーテンが誤ってテキーラ・ショットに塩の代わりに有毒な洗浄剤を入れて提供し、4人を入院させたため、12万ポンドの罰金を科せられた。

調査したウェストミンスター市議会によると、この事件は2021年12月、「タイガー・タイガー」のバーテンダーがショットに使う塩がないことに気づき、「バーの後ろの照明のない場所に行き、使い捨てのプラスチックカップを使って、棚にあった大きな白い容器から塩と思われるものをすくった」。

そして、4人の客は白い結晶を手の甲にかけ、舐めとって一杯飲んだ。彼らの反応を見て、バーテンダーは自分でも試してみた。

救急隊が呼ばれ、客は治療のために病院に運ばれた。

苛性ソーダは、灰汁(あく)または水酸化ナトリウムとして知られる腐食性の強いアルカリで、排水管洗浄剤など多くの製品に使用されている。苛性ソーダのもうひとつの用途は、道路上の死体や、数々の刑事事件で明らかになったように、人間の死体を溶かすことである。

固体の場合、苛性ソーダは塩化ナトリウムまたは食卓塩に似た結晶の外観を持つ。苛性ソーダを使用する際は、手袋と目の保護を強くお勧めします。摂取した場合、化学熱傷の原因となるだけでなく、水(唾液など)に触れた場合、発熱反応により熱傷の原因となる。客に提供された苛性ソーダのサンプルを検査したところ、pHが13と高アルカリ性であることが判明した。

事件から2年後の今月、裁判所に出廷したタイガー・タイガーのオーナーA3D2は、労働安全衛生法第3条(雇用主の非従業員に対する義務)に基づく4つの罪状を認め、12万ポンドの罰金刑を受けた。dbはタイガー・タイガーに連絡を取り、ミスを犯したバーテンにその後何が起こったのか尋ねた。

ウェストミンスター市議会副議長で、地域社会・公共保護・許認可担当閣僚のアイチャ・レス議員は、今回の罰金が「基本的な安全対策」を見過ごす他の事業者への「警告」になることを望むと述べた。

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