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カールスバーグCEOロシアは我々のビジネスを盗んだ

カールスバーグの最高経営責任者(CEO)は、ロシアでの旧事業に関してロシア国家と交渉に入るつもりはないと述べた。 

(画像:カールスバーグCEO、ヤコブ・アールプ=アンデルセン氏)

ヤコブ・アーロップ=アンデルセンのコメントは、昨日の四半期取引報告書に続いて記者との電話会談で発表された。

昨年のウクライナ戦争後、他の欧米企業がロシアから撤退した際、同社はバルチカ子会社を売却しようとした。

同社は今年6月に事業の買い手を見つけ、計画を正式に発表し、150の仕事の流れと1億5,000万デンマーククローネ(1,730万ポンド)の醸造設備投資を検討する必要があると述べた。

グループCEOのCees 't Hartは当時、ロシア部門の売却に時間がかかったとの批判を受け、売却は「大規模なプロセス」だったと語ったが、「ロシアにいる8,000人以上の従業員を含むすべての利害関係者にとって最善の解決策を導き出すことが重要だった」と述べた。

その後、同グループはロシア政府委員会の認可を必要としたが、7月にはカールスバーグが所有する地元ビール会社の株式と、食品メーカーであるダノンの事業を国が掌握した。

カールスバーグ社は当時の声明で、「大統領令やバルティカ・ブルワリーズへの影響に関するロシア当局からの公式情報」を受け取っていないと述べた。

アーロップ=アンデルセン新CEOは、この状況について次のように語った:「彼らがロシアで私たちのビジネスを盗んだという事実を避けて通ることはできない。

同氏によると、7月以降、バルトの経営陣とロシア当局の双方との交流は限られており、その結果、99億デンマーク・クローネ(16億1000万ポンド)の打撃を受けたという。

彼は続けた:「私たちは、ロシア政府が私たちのビジネスを不法に乗っ取ることを正当化するような取引をロシア政府と結ぶつもりはない。

カールスバーグ社は、ロシアにおける自社ブランドのライセンス契約を終了し、バルティカ社を通じてカールスバーグ製品を販売することになったが、アーロップ=アンデルセン氏は、ロシアの醸造所がカールスバーグ製品を製造することは「保証できない」と認めた。しかし、彼は「それが我々の期待だ」と述べた。

ロシア財務省は、連邦財産庁のロシムシュチェストヴォが臨時経営者に任命されたと発表したが、「所有構造の変更を伴うものではない」とも声明で述べている。

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