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ヴィーニャ・ビック、次世代のスーパースター発掘へ
ヴィニャ・ヴィックは、新しいワインLABコンテストの立ち上げを通じて、チリの若いワイン造りの才能を応援している。
チリのカチャポアル・ヴァレーのミラウエに位置するヴィックは、チリの有名大学3校のワイン醸造学部と協力している:ポンティフィシア・カトリカ大学農学部、チリ大学、タルカット大学である。
各大学の優秀な学生10名は、新しいワインLABコンペティションに参加するために選抜され、チーフ・ワインメーカーのクリスティアン・バジェホが率いるヴィックのワイン醸造チームや、ワイナリーのインフラ、サポート・チームの専門知識に触れることができる。
若いワインメーカーたちは、3種類のヴイックのワインを使って自分たちのブレンドを作り、そのブレンドを入れる樽に施す焙煎のレベルも決めることができる。ヴィックは昨年、敷地内で収穫されたチリ産オークから樽を作り始め、これをバロワール・プログラムと呼んでいる。
「私はこの谷のアイデンティティを守りたかったし、樽から私たちのワインに与えられる風味が、他から来たものであってほしくなかったのです」と、ヴァレホは昨年、このプロジェクトについて dbに語っている。
自分で樽を作るもうひとつの利点は、それぞれのワインに合わせて焙煎の度合いを調整できることで、ヴァレホによれば「ワイン造りをより正確に行うことができる」。
6ヶ月間の熟成期間を経た12月、参加者のワインは国内外の専門家パネルによって審査され、3人の受賞者が決定される。
総合優勝者には、シルヴァン社(世界最大級の樽サプライヤー)の樽製造施設を訪問するフランス旅行と、ワイン醸造業界向けの原料選定と製品開発を専門とするエノロジカ・ヴァソン社のホストを務めるイタリア旅行が贈られる。優勝者には、パッケージングやマーケティングを含む最終段階まで、自分たちのワインを造る機会も与えられる。
ヴィーニャ・ヴィックのチーフ・ワインメーカーであるクリスティアン・バジェホは、次のように述べている。"ワインLABに参加するという経験は、将来のワインメーカーが、その原産地から最終製品に至るまで、ワイン造りの全過程に触れることができるという意味で、非常に価値のあるものです"。
「さらに、業界全体がさまざまな形で参加するよう招待されたことで、チリを象徴する産業のひとつであり、国のイメージに大きく貢献しているプロフェッショナルの将来を促進することができる。