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アサヒ、ハンガリーのビールに大規模投資へ

アサヒのハンガリーのビール事業であるドレヒア・ブルワリーズは、10年計画の一環として、同社史上最大の投資を受けようとしている。

(イメージ:Elekes Andor/wikipedia/CC - Dreher Sörgyárak Zrt. Brewery)

ドレハー・ブルワリーズは、ABインベブが2016年にSABミラーを買収した後、2017年にアサヒに吸収され、中欧・東欧の権益の一部を売却することを余儀なくされたが、 現地の情報筋によると、今後10年間で投資と拡張を行う予定だという。

1,000億HUF(2億6,100万ユーロ)の投資の第一段階は、2024年1月に開始され、2026年まで続くと言われている。これには、新しいエネルギー装置の建設と発酵・調整タンクの交換が含まれる。この段階には300億HUF(7800万ユーロ)の資金が必要と見積もられている。

170年の歴史を持ち、Kőbánya(ブダペスト10区)に本社を置くDreher Breweriesは、持続可能性の目標を達成するために技術を更新し、貯蔵能力も拡大する。

現地の報道によると、アサヒはすでに資金の30%を確保しており、このような同規模の開発はハンガリーのビール製造の歴史でも前例がないという。

同社の財務責任者であるヨゼフ・バイ氏は、アルミ缶ビールの生産能力を最近120%増加させたように、同社はこれを国民経済にとって優先的な投資にしたいと述べた。

第2段階は2027年に開始する予定で、倉庫を増やし、その他の建物をリニューアルする予定だが、基本的には『資金調達段階』と呼ばれている。

ドレハー・ブルワリーズCEOのガーボル・ベケフィ氏は、同社のサプライヤーの86%は国内の中小企業であるとしながらも、同社は物品税、付加価値税、製品税、その他の賦課金という形で、年間170億ハウツリー・フラン(約1.6兆円)以上を国家予算に拠出していると述べた。

ドレヒア・ブルワリーズの従業員数は現在約600人だが、ハンガリー・インデックスによれば、同事業は間接的に11,000世帯以上の生計を支えており、この投資が同国とその経済に与える影響の広さを物語っている。

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