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女優でTV司会者のフローリカ・リンがグラント・バージの顔になる

親会社のアコレード・ワインズは、香港の女優でTV司会者のフローリカ・リンを、バロッサ・ワイン・ブランド、グラント・バージの新しいアンバサダーとして発表した。

女優でTV司会者のフローリカ・リンがグラント・バージの顔になる

オーストラリアのワイナリー、グラント・バージ(Grant Burge)は、親会社のアコレード・ワインズ(Accolade Wines)の支援を受け、香港出身の女優でTVホストのフローリカ・リン(Florica Lin)を「リーブ・ユア・マーク(Leave Your Mark)」キャンペーンの新しいブランド・アンバサダーに迎えた。

彼女は、テレビの司会、サッカーの解説、俳優として有名なジョニー・ホイからバトンを受け取ることになっている。リンの起用は、香港の有名タレントがキャンペーンのためにこの役を務める2例目となる。

オーストラリアワインは近年、中国との貿易摩擦によって困難に見舞われており、その結果、オーストラリアのスコット・モリソン首相は2020年にコヴィッド19の原産地調査を行うよう呼びかけた。

中国のワイン貿易関税は2020年11月に発効し、当初は107.1~212.1%(企業によって税率は異なる)の関税がワイン輸出に課され、その後2021年3月には116.2~218.4%に引き上げられた。この懲罰的な輸出制裁により、2022年6月30日までの1年間で、オーストラリアワインの輸出額は20.8億豪ドル減少した。これに対し、オーストラリアは2021年6月にWTOに提訴し、2022年3月に仲裁パネルが設置された。

ハーディス(Hardys)、ペタルマ(Petaluma)、グラント・バージ(Grant Burge)を所有するアコレードは先月、負債を減らすために タスマニアのスパークリングワインブランド、ハウス・オブ・アラス(House of Arras)を売却したが、カーライル(アコレードを所有)がワイン投資全体を売却したいと考えているとの噂がある。

現在は中国の統治下にある香港は、輸入税が0%であるため、ワインの重要な貿易拠点となっている。

オーストラリア・ワインにとって朗報となるのは、中国大使が、オーストラリアからのワイン輸入に甚大な関税を課している中国とオーストラリアの貿易摩擦について、「数週間以内に」進展が見込まれることを示唆したことだ。

グラント・バージは、新たなアンバサダー就任を通じて、香港のワイン愛飲家をブランドに引き付けようとしているのかもしれない。

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