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ディサローノのオーナーがウイスキーに手を出す

ディサロンノとティア・マリアを所有するイタリアの飲料会社イルヴァ・サロンノ・グループが、米国のウイスキー蒸留所サガモア・スピリットの株式の過半数を取得した。

イタリアの飲料会社イルヴァ・サロンノ・グループは、米国ボルチモア州に本拠を置くライ・ウイスキー・ブランド、サガモア・スピリット社の株式の過半数を取得した。

この取引は、イタリアのグループがアメリカのライ・ウイスキー・カテゴリーに初めて参入したもので、イルヴァ・サロンノのアメリカにおける地位を強化するためのものである。

「イルヴァ・サロンノ・ホールディングS.p.A.のアルディーノ・マルゾラーティCEOは、「今回の取引は、高成長で魅力的なマージンブランドを買収するという当社のポートフォリオ戦略をサポートするものであり、プレミアム・アメリカン・ウイスキー・セグメントへの当社の提供を拡大するものです。

「我々は常に米国市場を握っており、この事業により、我々が全面的に信頼している企業と製品でポートフォリオを強化することができる」。

マルゾラーティ氏は、この買収は「蒸留酒業界のグローバルリーダーとして」成長し続けるというイルヴァ・サロンノのコミットメントを示すものであるとし、イルヴァ・サロンノはこの買収を通じて「魅力的なバーボンウイスキーのカテゴリーに参入し、すでにディサローノとともに進出している160カ国を中心にその成長の可能性を利用することができる」と述べた。

サガモア・スピリットの広報担当者は、イルヴァ・サロンノは現在蒸留所で行われているライ麦、トウモロコシ、水を使ったウイスキーの蒸留工程を継続すると述べた。

サガモア・スピリットは、地元産の穀物と水の調達、最先端の蒸留、熟成をすべてメリーランド州で行っていることに誇りを持っている。

フラッグシップのライ・ウイスキー、カスクストレングス・ライ・ウイスキー、ダブルオーク・ライ・ウイスキーのほか、サガモアはパイナップル・ライガリータ、ジンジャー&ライ、ブラック&ライなどの缶入りウイスキー・カクテルも製造している。

イタリアを拠点とする多国籍企業イルヴァ・サロンノ・ホールディングは、イタリアのリキュール「ディサローノ」で有名だが、ドゥーカ・ディ・サラパルタ、コルボ、フローリオなどのワインも製造・販売している。

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