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クリストファー・タヴァナーが死去、86歳

1962年から飲料業界で働いていたクリストファー・タヴァナーは、短い闘病生活の末、このほど86歳で静かに息を引き取った。

60年にわたりこの業界で働き、多くの主要ブランドやすべての大手小売業者と密接に仕事をしたことで、英国内のオフ・トレードや世界的な輸出市場でよく知られるようになった。

優秀なボート選手、ラグビー選手としてベッドフォード・スクールを卒業した後、士官候補生として、また商船隊の将校として、英国インド蒸気航行会社とともに世界中を渡り歩いた。

1962年、ギネス・アンド・カンパニーでイングランド北東部の地域セールス・マネージャーとしてキャリアをスタートさせ、その後ニューヨークへと拠点を移した。ニューヨークでは、アメリカ東海岸の主要ブランド代表として、有名人との出会いのほか、フランク・シナトラやその側近たちとバーでギネスを飲んだ思い出深い夜もある!

英国に戻り、ロンドンのローリングス社で4年間セールス・ディレクターを務め、マテウス・ローズを50万ケースのブランドに急成長させた。その後、妻と若い家族とともに東京に移り、インチケープ社のワイン&スピリッツ部門のディレクターとして、ポメリー(&グレノ)シャンパーニュ、レミーマルタンコニャック、ゴードンジン、カンパリ、ブラック&ホワイトウイスキーなどのブランドを販売。

ゴールドウェルUK&USAのMD、グレンリベットのUSAおよび南米担当ディレクターを経て、1979年にビール、ワイン、スピリッツ担当ディレクターとして英国のジェンクス・ブラザーズに入社。在職中、ジェンクス・ブラザーズがジェイコブス・クリークと仕事をする機会を断ったのは有名な話だ!

1996年にコンサルタント業を立ち上げ、心から愛する業界への情熱を胸に、つい最近までビール、ワイン、スピリッツの各分野で数多くの世界的な人脈と緊密に仕事を続けてきた。

愛する妻ジェニファー、2人の息子ベンとチャールズ、そして4人の孫に囲まれている。今月末に家族葬が執り行われ、11月23日(木)午後2時よりハンプシャー州セント・メアリー・ボーンのセント・ピーターズ教会にて追悼式が執り行われる。

この死亡記事は、クリストファーの息子チャールズがdbのために書いたものである。 

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