KFCが初のラム酒を発売

ファーストフード企業のKFCは、英国のラム・ブランド、デッドマンズ・フィンガーズと提携し、チキン・チェーン初のスピリッツ「11ハーブ＆スパイス・ラム」を開発した。

KFCは、イギリスのコーンウォールを拠点とするラム・ブランド、デッドマンズ・フィンガーズと提携し、11種類のハーブ＆スパイス・ラムを限定販売する。

この新商品は、ファーストフードチェーンとして初めて蒸留酒に参入したもので、ラム・ブランドのコーニッシュ・フレーバーとKFC秘伝のハーブ＆スパイス・ブレンドの香りがブレンドされている。

KFCコロネルのレシピは秘密のままだが、同社はブラックペッパーとホワイトペッパーを含むハーブとスパイスを黄金色のパン粉にバランスよく加え、デッドマンズ・フィンガーズ・スパイス・ラムの香りを吹き込んだことを明らかにしている。

ナショナル・ラム・デーを記念して、この限定ラム酒は本日よりザ・ドロップ・ストアとアマゾンで予約販売される。

この発売を記念して、9月1日と2日、マーゲートで開催されるポップアップ・イベント「チキン・アンド・ラム・シャック」で、限定ラム酒を試すチャンスがある。この海辺のポップアップでは、ジンジャー・パンチ、カーネルズ・コラーダ、フィンガーズ・リッキン・グッドなど、デッドマンズ・フィンガーズ・ラムを使った、デッドマンズ・フィンガーズ公認のカクテルが提供される。

KFCはこれまで蒸留酒の世界に足を踏み入れることはなかったかもしれないが、昨年、男子ワールドカップを祝うためにロンドンのパブをオープンした。

ハメスミスのフラム・パレス・ロードにあるこのポップアップ・パブは、11月25日から12月1日までの1週間だけオープンした。