アメリカン航空、シャンパンをフェラーリに変更

アメリカン航空は、ファーストクラスとビジネスクラスでフェラーリ・トレントDOCイタリアン・フィズを提供することで、シャンパン離れを進める最新の航空会社となった。

シンプリー・フライングによると、この動きは昨年4月に就任したロバート・イソム新最高経営責任者（CEO）によって行われた。

トレンティーノ産のシャルドネ100％のフェラーリ・ブリュットを提供する。

ブラインド・テイスティングで常に高得点を獲得しているこのワインを、フェラーリは「生き生きとした明るい麦わらイエローで、フレッシュで力強いブーケの香りが漂い、熟したゴールデン・デリシャス・アップル、白い花、イーストの繊細な香りの幅広い果実香がある」と表現しているが、これは20ヶ月の瓶内熟成に由来する。

フライトフォーラムでは、多くの人がこのワインをシャンパーニュからの格下げと見なすべきではないと指摘したが、アメリカン航空が同じような価格帯で入手できたイタリアの発泡酒ではなく、アメリカのスパークリングワインを出さなかったのは「残念」だという意見もあった。アーガイルなどの生産者や、オレゴン州のウィラメット・ヴァレーにある 受賞歴のあるスパークリング・メーカーの多くが、より適切な代替品であると宣伝された。

このニュースは、他の航空会社もシャンパンをやめて別のスパークリングワインに切り替えたことに続くもので、フィンエアーは現在、短距離路線でルクセンブルク産のベルナール・マサール キュヴェ・ド・レキュソンのスパークリングワインを提供している。