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日本の蒸留所がビデオゲームをテーマにしたウイスキーを発売

富山県の若鶴蒸留所は、東京のゲーム開発会社アトラスと提携し、人気ゲーム「ペルソナ」シリーズにインスパイアされたウイスキー・ボトルを発売する。

ペルソナ」シリーズは1996年に誕生して以来、20以上のシリーズが発売されている。プレイヤーは現代日本の都市に住むキャラクターを演じ、思春期の試練や苦難を乗り越えていく。

このウイスキーは、若鶴蒸溜所のウイスキー部門である三郎丸蒸溜所で、マスターブレンダー兼支配人の稲垣隆彦によってつくられている。彼の祖父である稲垣光太郎は、米不足のために若鶴の原酒生産が制限されていた1950年代に、三郎丸でウイスキー造りを始めた。

これまでに2種類のコラボレーションウイスキーが発売されている。三郎丸×ペルソナ ブレンデッドウイスキー」は、「スモーキーでリッチなフレーバー」と評され、ラベルには「ペルソナ3ポータブル」の主人公、「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」と「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」が描かれている。価格は8,800円(約64米ドル)。

これまでに発売されたもうひとつのウイスキーは、よりプレミアムなシングルカスク「三郎丸P3P」である。印象的なラベルには、『ペルソナ3ポータブル』のキャラクター、オルフェウスが描かれている。中のシングルモルトは3年間樽熟成されている。限定250本で、価格は21,978円(約160米ドル)。

8月と9月には、それぞれ『ペルソナ4ゴールデン』と『ペルソナ5ロイヤル』にインスパイアされたシングルカスクのエクスプレッションがリリースされる予定だ。

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