ウェス・アンダーソンの新しいラガーはクール？

米国の映画監督ウェス・アンダーソンが、デラウェア州を拠点とするドッグフィッシュ・ヘッド・クラフト・ブルワリーとコラボレーションし、新作映画『アステロイド・シティ』を記念したビールを造った。 

このパートナーシップにより、デラウェア州の醸造所は、アステロイド・シティ・ラガーと名付けられたアルコール度数4.2％の限定ビールを製造することになった。

このビールは、名前、レシピ、アートワークのどれをとっても、映画のテーマと調和しており、アンダーソン監督がデザインしたパッケージが特徴である。このビールの背景を説明すると、アンダーソン監督の新作映画『アステロイド・シティ』は、1955年、アメリカの架空の砂漠の町が舞台で、報道によれば、世界を変える出来事によって混乱するジュニア・スターゲイザー大会の旅程に焦点を当てている。

映画の要素を反映するため、アステロイド・シティ・ラガーは、再生可能な方法で栽培されたピルスナー・モルト、タクスペノ・コーン・モルト、ズーパー・ゼイザー・ホップを使用し、アステロイド・シティが舞台とする1950年代にちなんで、20世紀半ばのペンシルバニア産ラガー酵母で醸造された。アンダーソンとの共同開発によるこのビールのラベルには、映画のイメージのひとつである看板広告を中心としたアートワークが描かれている。

この提携について、ドッグフィッシュ・ヘッドの醸造者であり創業者のサム・カラジオーネは次のように語っている：「ウェス・アンダーソン監督が映画で創り出した魔法のような気まぐれな世界は、長年にわたって私たちの中心から外れたブランドの試金石となってきました。私たちの運河に面したホテル、ドッグフィッシュ・イン（Dogfish Inn）の遊び心のあるカラフルなデザインから、このアステロイド・シティ・ラガービールの活気に満ちた爽やかな雰囲気まで、ウェスの作品は私たちにインスピレーションを与えてくれます。"このコラボレーション・ビールは、ウェスと『アステロイド・シティ』の制作チーム全体が作り上げたこの新しいフロンティアを祝福する液体です。

アステロイド・シティ・ラガーは、ニューヨーク、オースティン、デンバーを含む全米のアラモ・ドラフトハウスでの『アステロイド・シティ』上映時に販売される。Alamo Drafthouseの『アステロイド・シティ』上映チケットは、Drafthouseのボックスオフィスで販売中。

さらに、参加者は映画館の「アステロイド・シティ・チリ・サパー・スクリーニング」の1つを楽しむことができ、そこではカスタム・プレセット・メニューがアステロイド・シティ・ラガーとペアリングされる。また、アステロイド・シティ・ラガーは、デラウェア州沿岸部にあるドッグフィッシュ・ヘッドの店舗や地域の小売店で、ドラフトや16オンス缶入り4パックで購入することができる。

6月16日にニューヨークとLAで限定公開され、6月23日に全国公開されるこの映画には、以下の豪華キャストが出演している：ジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、ジェフリー・ライト、ティルダ・スウィントン、ブライアン・クランストン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、リーヴ・シュレイバー、ホープ・デイヴィス、スティーヴン・パーク、ルパート・フレンド、マヤ・ホーク、スティーヴ・カレル、マット・ディロン、ホン・チャウ、ウィレム・デフォー、マーゴット・ロビー、トニー・レヴォロリ、ジェイク・ライアン、ジェフ・ゴールドブラム。