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MJMKレストラングループ、クラウドファンディングの目標額100万ポンドを1時間で達成

独立系レストラングループのMJMKは、ミシュランの星を獲得したメキシカンレストランKOLを傘下に持つ。

MJMKのポートフォリオには、「リスボエタ」のシェフ、ヌーノ・メンデスや、ポルトガルのカルト的なピリ辛チキンレストラン「カサ・ド・フランゴ」などもある。

ロンドンを拠点とする同グループは、KOLのシェフパートナーであるサンティアゴ・ラストラ氏との新コンセプトのための資金を調達するため、金曜日にクラウドファンディング・キャンペーンを開始し、開始後1時間で目標額の100万ポンドを達成した。

また、調達した資金により、カサ・ド・フランゴのロンドン全土への店舗拡大が加速され、2023年6月にはビクトリアに4店舗目がオープンする予定だ。

MJMKは、同グループが利用するクラウドファンディング・プラットフォームであるクラウドキューブで一般公開される前に、目標額の100万ポンドを突破した。

MJMKの共同設立者であるマルコ・メンデスは、このクラウドファンディング・キャンペーンによって、グループは「我々のコンセプトの本物のルーツに忠実であり続ける」ことができると語った。

発表時点で、同グループは236人の投資家から132万3080ポンドを調達している。

MJMKが所有する5つの事業所の22年度の総粗利は1230万ポンド(事業所レベルのEBITDAは290万ポンド)であった。

親会社はCrowdcubeのページで、すべてのサイトが利益を上げていると主張しており、成熟したサイトであるKOLとカーサ・ド・フランゴ・ロンドンブリッジは、2022会計年度には週平均10万ポンド以上の売上を上げている。

昨年業界が直面したマクロ経済的課題にもかかわらず、22年度の会社全体のEBITDAは120万ポンドであった。同社によれば、売上高は対前年比19%増と業界を上回っている。

その他のニュースとしては、セレブ・シェフのジェイミー・オリバーが、レストラン帝国の崩壊から4年後、シアター・ロイヤル・ドルーリー・レーンに高級レストランをオープンする予定だ。

ジェイミーズ・イタリアン・チェーンやフィフティーンなど、オリバーのレストランは2019年に劇的な崩壊を遂げ、約1,000人のスタッフが解雇された。親会社のジェイミー・オリバー・ホールディングスは8300万ポンドの負債を残したと報じられている。

テレビで活躍するシェフにとって、ロンドンでの開店は経営破綻後初めてとなる。

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