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リヴァーランドの生産者、アコレードの申し出を拒否

オーストラリア第2位のワイン生産者であるアコレードの新たな民間資本オーナーは、南オーストラリア州リバーランド地域のCCW協同組合の530人の組合員から反発を受けた。

彼らは、アコレードが最大の供給グループのメンバーから赤ワインの契約を買い取るという提案を、圧倒的に拒否した。

314票対17票の差で、生産中止の意思を持つ生産者に1ヘクタールあたり4,000豪ドルを支払うという計画を断念した。その見返りとして、アコレードは現在の生産量の80%、つまり年間約15万トンだけを引き取ることになる。

アコレードは今年初め、生産者たちとの会談の後、この提案を行った。アコレードは生産者たちに、現在の契約では「量、品種、品質に関する合理的な商業要件」を満たしたブドウのみを購入することが義務付けられていると伝えた。

持続可能ではない

さらに、アコレードは2月、生産者に対し、アコレードの合理的な商業上の必要量を超えるブドウに対して同じ料金を支払わなければならないことは「認めない」とし、「実質的に異なる(名目上の)価格」を提示すると述べた。

アコレードのロバート・フォイエ最高経営責任者(CEO)は、需要と供給の間にミスマッチがあるとし、現在の危機に対応せずに続けることは「単に持続可能ではない」と述べた。

供給過剰のため、南オーストラリア州のブドウ生産者は、生産コストがその倍以上であるにもかかわらず、1トン120豪ドル(62ポンド)という低いレートを提示された。

判断力の欠如

一方、アコラードはオーストラリアン・ヴィンテージと、オーストラリアのワイン過剰を解消するための努力の一環として、合併の可能性について話し合いを続けている。 

AVは株主に対し、話し合いは初期段階にあり、買収につながるかどうかはわからないと述べた。また、合併の必要性はなく、事業の見直しとコスト削減策の実施により、見通しは改善していると強調している。 

それとは別に今月初め、AVは「重大な判断力の欠如」を理由に最高経営責任者(CEO)のクレイグ・ガービンを解雇した。 

新オーナー

アコレードは今年初め、カーライル・グループからベイン・グループ率いる投資家コンソーシアムに買収された。

新オーナーは、ペルノ・リカールと、ジェイコブス・クリーク・ブランドを含むフランス・グループのオーストラリア・ワイン権益の買収について協議中とみられる。

双方はコメントを控えている。

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