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カンター:食料品インフレ率は低下したが、まだ森を抜け出したわけではない

英国の食料品価格インフレ率は9月を通して下がり続け、昨年7月以来の低水準にあることがカンターの最新データで明らかになった。 

しかし、あまり気を緩める前に、2022年4月に報告された「過去10年間で最高」の2倍であることは注目に値する。小売アナリストのKantarによると、2023年10月1日までの4週間の食料品価格のインフレ率は11%に達しており、小売業者は、顧客が継続的な高価格を相殺できるようなさまざまな方法をますます検討している。

カンターの戦略インサイト・ディレクターであるトム・スティール氏は、一部の主食の価格が下落し、全体的なインフレ率を緩和するのに役立っているだけでなく、最新の12週間では、食料品を特売で購入する割合が26.5%に上昇し、2022年6月以来の高水準となったと指摘した。

と彼は言う:「しばらくの間、スーパーマーケットは日常的な低価格に重点を置いてきたが、小売業者は再び特売シールを配り始めている。

「プロモーションへの支出は、直近の12週間では26.5%と売上全体の4分の1を超え、2022年6月以来の高水準となった。

また、記録的な暖かさの夏が、夏らしいアイテムの売り上げを押し上げたとも付け加えた。

Kantar社によると、小売業全体の消費額は7.7%増加し、テスコは直近12週間の売上高が9.2%増と好調で、市場シェアを0.4ポイント増の27.4%に押し上げた。

売上高は15.2%増で、市場シェアは前年同月比0.5ポイ ント増の7.6%となった。これに続いたのはアルディで、売上高は14.9%増、市場シェアは0.6ポイント増の9.9%となった。

セインズベリーも売上高が9.1%増加し、市場シェアを14.8%に伸ばしたが、アスダは2.1%、モリソンズは2.9%と売上高の伸びが鈍く、市場シェアはそれぞれ13.7%(昨年同時期の14.9%から低下)、8.6%に後退した。

ウェイトローズは、売上高が5.3%増となり、2021年12月以来初めてオンライン利用が前年同月比3.1%増となり、より有望な月となった。これは、先月アイスランドが行った同様の動きに続き、高級小売業者が食料品配達サービスでアマゾンと提携する可能性があるとの報道がある中での出来事だ。モリソンズは2016年からアマゾンと2021年には生協と食料品配達契約を結んでいる。

Co-opは売上高を3.3%伸ばし、市場シェアは6.1%(昨年から0.3ポイント減少)となった。

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