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15,000ポンドのDRCボトルを飲むことの倫理性が問われる
オーストラリアの株式ブローカーが、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の30,000豪ドル(約15,700円)のボトルを飲むことの倫理性に疑問を呈した。
このブルゴーニュのドメーヌの有名な赤ワインは、25ヘクタールのブドウ畑から造られ、すべてグラン・クリュである。
株式仲買人のダニー・ユーニス氏は、オークションハウス、ラングトンズが "最大かつ最も価値のある "と評する5000本の高級ワイン・コレクションのオークションでこのようにコメントし、DRCのエレメントは100万豪ドル以上の値をつけた。
ユニス氏は次のように語っている。 オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー そして、「5000ドルや1万ドルのワインを飲むということは、倫理的に "不快 "だと感じている」。
彼は同誌にこう語っている:「オークションに出品したワインの中には、1本3万ドルで取引されているものもある。仮に10人で分け合ったとしても、そのお金は事実上ただの発酵したブドウジュースを飲むよりも、もっと別のところに使った方がいいのではないかという奇妙な倫理的ジレンマに悩まされることになる」。
ラングトンのオークション責任者であるマイケル・アンダーソン氏は、ユーニスはDRCを惜しみなく使い、"あなたがDRCを試したことがないからと、グラスに注いでくれるような人 "だったと語った。
このオークションには、オーストラリアでは前例がないと思われる267本ものDRCの膨大な量が含まれており、「ワイン愛好家の膝をゼリー状にする」ようなボトルだとユニス氏は本誌に語っている。
ユニス氏はまた、"若いソムリエ、若いワインメーカー、若いワイン愛好家 "がDRCを試せないことを嘆き、ワイン投機と "フリッピング "のせいで、20年ほど前はDRCが比較的手ごろな価格であったにもかかわらず、今ではワイン愛好家の全世代にとって手の届かないものになってしまったと語った。
中には、3年前に発売されたワインライター、ジェームズ・ハリデーの旧コレクションのボトルもあった。アンダーソン氏は、その短期間だけで、DRCのボトルの金額はほぼ倍になっただろうと語った。
ユニス氏は、今でもワインを集めているが、今は「もっと控えめなワイン」だと言い、彼にとって、南オーストラリア州クレア・ヴァレー産かドイツ産の50豪ドル以下のリースリングが最高の品質であることを教えてくれた。