コンステレーション・ブランズ、eコマースのD2C売上が40％以上増加

コンステレーション・ブランズは、第1四半期にeコマースの消費者直販（D2C）の売上を40％以上伸ばした。

Modelo、Corona、Svedkaなどのブランドを所有する飲料会社は金曜日、アナリストに2024年度第1四半期決算について説明し、消費者がD2Cデジタルチャネルを採用し始めていることを明らかにした。

コンステレーションのビル・ニューランズ社長兼最高経営責任者（CEO）は、同社の「オムニチャネルへの注力は、海外や消費者への直接販売など、消費者主導の成長のさらなる柱を提供し、後者は第1四半期にチャネルの純売上高を13％伸ばした」と明らかにし、「実際、DTC事業のeコマースと顧客ロイヤルティ部分は第1四半期に40％以上増加した」と付け加えた。

コンステレーション・ブランズは最近、ABインベブのバド・ライトのマーケティング論争を受け、同社のModeloブランドが米国で最も売れているビールになった。

また、飲料大手は利益率の改善を享受しており、クー・ドゥ・フードルからナパ・ヴァレーのワインブランド、ドメーヌ・カリーを買収することで、この記録をさらに伸ばしたいと考えている。コンステレーション傘下のルッフィーノも最近、ボルゲレーゼに4ヘクタール、ソンドライに11ヘクタール、2つのサブリージョンにまたがる15ヘクタールのボルゲリのブドウ畑を取得した。

ドメーヌ・カリーの加入は、2030年までに黒人やマイノリティが経営する企業に1億米ドルを投資するというコンステレーションの戦略の一環である。

4月にdbは、コンステレーションの財務戦略がいかに成果を上げているかを明らかにした。2023年第1四半期には、ワインとスピリッツの売上が4億6,220万米ドル、ビール部門の売上が15億4,000万米ドルに達する。