ランプール蒸留所がインド産ダークラムを発売

ラディコ・カイタン所有のシングルモルト・ウイスキー蒸留所ランプールは、ザ・コヒノール・リザーブ・インディアン・ダーク・ラムを発売した。

ランプール蒸溜所の最新作は、北インドの冬の季節に新鮮なサトウキビ果汁を使用し、少量蒸留で製造された。アルコール度数43％のこのラムは、以前インドのシングルモルトウイスキーの熟成に使われたアメリカンオーク樽で熟成され、その後コニャックXO樽とベルモット樽でさらに熟成される。

親会社のラディコ・カイタンは、シングルモルト・ウイスキーとインドのクラフトジンの製造でよく知られているが、同社は1943年の創業以来、インド産ラムを製造している。

現地では、インドにおけるクラフト・ラム革命を取り上げている。アムルート・ディスティラリーズ、ピカデリー・ディスティラリーズ、ナオ・スピリッツは近年、インド・ジンの可能性の高まりを強調する製品をリリースしており、ラムプールはそのトレンドに乗った最新の製品である。

コヒノール・リザーブ・インディアン・ダーク・ラムは、アメリカ、イギリス、EU、アジア、そしてGTRを含む世界市場で今後数ヶ月のうちに展開される予定である、と同社は発表した。最新製品の希望小売価格は45ポンド。

ランプール蒸留所は、フロリダ州ウェストパームビーチのパームビーチ・カウンティ・コンベンションセンターで開催された国際空港免税店協会（IAADFS）サミット・オブ・アメリカズで新製品を発表した。

ラディコ・カイタンの高級ポートフォリオには、ランプール・セレクト、ランプールPXシェリーカスク、ランプール・ダブルカスク、ランプール・アサヴァ、ランプール・シグネチャー・リザーブ、ランプール・ジュガルバンディ・シリーズ、ランプール・トリガン・インディアン・シングル・モルト・ウイスキー、サンガム・ワールド・モルト・ウイスキー、ジャイサルメール・インディアン・クラフト・ジンがある。