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ガズボーン、新CEOを任命

イギリスのスパークリングワイン生産者であるガスボーンは、マーケティング・ディレクターのジョナサン・ホワイトが同社のCEOに就任したことを発表した。 

(画像:ジョナサン・ホワイト)

生産者の声明は、今回の昇進が「厳格な社内外のサーチ・プロセスを経て」行われたことを強調し、「社内で昇進できたことを嬉しく思う」と述べている。前CEOのチャーリー・ホランド氏は昨年夏にCEOを退任し、カリフォルニアに本社を置くジャクソン・ファミリー・ワインズが英国ワイン業界への関心を高め続ける中、ジャクソン・ファミリー・ワインズに移籍した。

ホワイトは2018年からガスボーンで働き、マーケティング部長を経て、直近ではマーケティング・ディレクターとして、ガスボーンブランドの世界的な拡大とセラードアおよび消費者への直接販売チャネルの確立をリードしてきた。

ガズボーンに勤務する前は、独立系ワイン・ディストリビューターであるアーミット・ワインズに短期間勤務したほか、ワイン商のベリー・ブラザーズ&ラッドにも8年以上勤務し、マーケティング担当重役から2015年にはマーケティング責任者にまで昇進した。

リーダーシップ・チーム

ホワイトの任命に加え、グローバル・セールス・ディレクターのサイモン・ブラッドベリーがチーフ・コマーシャル・オフィサーに、キャサリン・ベリーがグループ・チーフ・ファイナンシャル・オフィサーに就任し、主要なリーダーシップ・チーム全体の責任を再編成した。

ブラッドベリーは、トレード、コーポレート、インターナショナル・セールスの現在の責任に加え、ダイレクト・トゥ・コンシューマー・セールスの責任者となる。ベリーは、現在の財務、人事、ITに加え、ブドウ畑とワインの運営を担当する。

ホワイトとブラッドベリは、規制当局によるデューデリジェンスの完了後、執行取締役として取締役会に参加する。ホランドの退任後5ヶ月間、暫定最高経営責任者(CEO)を務めていたマイク・ポールは、非常勤取締役としての職務を再開する。

結果

昨年、ガズボーンは2022年の通期決算で、純収入が49%急増したことを明らかにし、2022年のヴィンテージを「過去20年で最高のヴィンテージのひとつ」と謳った。

また、市場の成長に対応するため、2025年までに作付面積を152ヘクタールまで拡大する計画であり、これにより生産規模と将来的な販売可能性が拡大すると、当時発表している。

今回のニュースについて、ガスボーンのジム・オーモンド会長は次のように語った:「取締役会は、ジョナサンをCEOに任命することを喜んでいる。彼がガズボーンで働いてきた5年半の間に、ガズボーン・ブランドを英国で最も名高いワイン・ブランドのひとつに育て上げることに、真の情熱とコミットメントを示してきました。彼は素晴らしいリーダーシップの資質とワイン業界での豊富な経験とともに、事業に対する深い知識と理解をもたらしてくれます。

「取締役会は、暫定CEOとして賢明な助言を与え、会社の継続的な戦略的進歩を支えてくれたマイク・ポールに感謝したい。

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