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Liv-Ex:カリフォルニアの高級ワインが活況を呈し、品質への逃避が続く

Liv-exによると、高級ワイン市場の価格調整が続く中、カリフォルニアはLiv-ex1000の数字をより好調に保っている。 

スクリーミング・イーグルは品質へのこだわりを体現している(写真:db)

ファインワイン市場は、9月の一時的な下げ止まりの後、10月も下落を続け、Liv-exファインワイン1000(市場を最も幅広く反映する)は10月に1.4%下落し、前月の1.0%下落から加速した。

しかし、 Liv-ex1000を構成するサブ・インデックスの中には、活況を呈している分野もある。例えば、9月のLiv-ex 1000のサブインデックスでは、イタリア100が0.6%上昇、その他の地域60が0.2%上昇した。後者(ベガ・シシリア・ウニコ、セーニャ、スクリーミング・イーグル、オーパス・ワン、ドミナス、ペンフォールズ・グレンジの最新ヴィンテージの現物10銘柄を含む指数)は10月も上昇を続け、さらに0.2%上昇したことがLiv-exによって確認された。

この動きは主にカリフォルニアワインに後押しされたもので、Rest of the World 60指数に含まれるカリフォルニアワインの53%が10月にプラスの動きを記録したという。実際、同指数の上位3銘柄はすべてカリフォルニア産であった:スクリーミング・イーグル2015は11.1%、スクリーミング・イーグル2012は11.0%、ドミナス2011は11.1%上昇した。

10月のカリフォルニアワインの取引量は9月と比較して減少したものの、取引額は今年3月以来の高水準であり、産地の品質への逃避を示唆している。

この傾向の良い例としてスクリーミング・イーグルを挙げており、ワイン・アドヴォケイト誌で共に100点を獲得した高得点の2015年と2012年のヴィンテージが先月2桁の上昇を記録したのに対し、同じワインの低得点の2017年と2011年のヴィンテージは、それぞれ8.1%と6.2%中値が下落した。

 Liv-exのPower 100は Drinks Business12月号に全文掲載される。 

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