ジェイ・Z、54歳の誕生日をボルドーの高級ワインで祝う

ビヨンセと夫のジェイ・Zは、ペサック・レオニャンのオーガニック・ワイン農園で豪華なパーティを開き、その後ボルドーの最高級生産者を見学した。

12月4日、エンパイア・ステート・オブ・マインドのシンガーの誕生日を祝うため、リアーナやクリス・ジェンナーを含むゲストがボルドーのワイン農園に降り立った。

フランスのニュースチャンネル『TFI』によると、ジェイ・Zは、14世紀に設立され、1990年にカティアール家が取得した有機農法のシャトー・スミス・オー・ラフィット所有の全64室のスパホテル、レ・ソース・ド・コーダリーを私的に借りたという。

シャトー・スミス・オー・ラフィットは、ペサック・レオニャンで最も優れた生産者の一人として広く認められており、67ヘクタールのブドウ畑を所有し、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドをブレンドしたボルドーワインをグランヴァンとして生産している。

シャトー・スミス・オー・ラフィットで開催されたジェイ・Zのパーティで、豪華な誕生日ディナーが振る舞われた。美食のペアリング・メニューは一人205ユーロからで、現在、牛フィレ肉のブラウンジュース添え、トリュフ風味のクリーミーなセロリ、艶出しニンジンなどが、ル・プティ・オー・ラフィット赤2014マグナムとともに提供されている。

数日間にわたるイベントの一環として、左岸ソーテルヌのシャトー・ディケム、サンテミリオンのシャトー・シュヴァル・ブラン、そしてジェイ・Zの誕生年である1969年ヴィンテージのボトルが振る舞われたシャトー・ペトリュスなど、この地域で最も有名なワイナリーのツアーも行われた。

シャトー・ディケムとシャトー・シュヴァル・ブランはともに高級品グループのLVMHに属しており、ジェイ・Zは2021年にアルノー・ド・ブリニャックのシャンパーニュ・ブランドの50％を売却している。10月、アルノー・ド・ブリニャックはブラン・ド・ノワール・アッサンブラージュ・ナンバー4をリリースした。

ジェイ・Zの音楽ビジネス・パートナーであり、レコード会社Roc Nationの共同設立者兼副会長であるジェイ・ブラウンは、壮大な旅にちなんで、ジェイ・Zの誕生日を祝うためにソーシャルメディアに投稿した。

「ブルックリンからボルドーへ。弟にもっと人生を」とブラウンはインスタグラムに書き込んだ。

今年初め、 ジェイ・Zはバカルディとのコニャック合弁事業「ドゥッセ」をめぐる 数十億ドル規模の訴訟で和解した。

ジェイ・Zは、ドゥッセの日常業務を担当していたバカルディの子会社（エンパイア・インベストメンツ社）が「消費者の関心の高まりに対応できなかった」ことでコニャック・ブランドの管理を誤ったという懸念から、買収を要求して訴訟を起こした。