チャールズ国王の誕生日パーティーで注がれるカリフォルニアワイン

ナパのある生産者が、来週ロンドンで開催される国王の75歳の誕生日を祝うイベントのゲストに、同社のワインが選ばれたことを明らかにした。

来週11月14日（火）、王室御用達の出版社セント・ジェームズ・ハウスが、クラリッジズ・ホテルでチャールズ国王の治世を称える本の出版記念パーティを開催する。

"チャールズ3世：近代君主のリーダーシップとビジョン " は、ホテルのエレガントなアールデコ調のボールルームでゲストに披露され、ゲストは2種類のピノ・ノワールを含むナパ・ヴァレーのブティック生産者による5種類のワインでもてなされる。

王室作家のロバート・ジョブソンが執筆し、王室写真家のアーサー・エドワーズが画像を提供したこの本は、現在進行中の国王75歳の誕生日を祝う行事の一環であり、本の発売と同じ日に行われる。

環境問題に対する国王の強いコミットメントを考えれば、国王陛下がカリフォルニア有数のサステイナブルな生産者を選ばれたのは当然だろう。さらに驚くのは、生産者のセラーで長期熟成されたワインではなく、2021年以降の若いヴィンテージのワインを選んだことだ。

ブシェーヌ・ヴィンヤーズは今日、ナパ・ヴァレーのカーネロスAVAにおいて、持続可能な農法で栽培されたシャルドネとピノ・ノワールの主要生産者のひとつである。ブドウの木は近くのサン・パブロ湾の影響を強く受けており、そこから涼しい風が吹き、毎日霧が発生するため、冷涼気候のブドウ品種が輝く。

ナパ・ヴァレーで最初の「フィッシュ・フレンドリー・ファーミング」認証を受けたブドウ園として知られるこのワイナリーは、ナパ・グリーンの土地とワイナリーの認証も受けており、カーネロスで最も長く続いているワイナリーである。

カリフォルニアの王道の味

「2022年のエリザベス女王のジュビリーで私たちのワインをお分けした後、カリフォルニアの太陽を少し味わいながら、ロイヤルファミリーが特別な日を祝うお手伝いができることに再び感激しています」と、ブティックワイナリーのオーナー、タチアナ・コープランドは言う。

また、国王の叔母であるマーガレット王女とも親しいと言われており、コープランドが別荘を所有するムスティーク島で休暇を過ごしているときに出会ったという。

コープランドは、ワイナリー社長兼ワインメーカーのクリス・カジャーニとともに、このイベントに参加するためにアメリカから飛行機でやってくる。

注がれるワインは以下の通り：ブシェーヌ・エステート・シャルドネ2020、ブシェーヌ・エステート "カレーラ・クローン "ピノ・ノワール2021、ブシェーヌ・エステート・リースリング2021、ブシェーヌ・エステート "マウント・エデン・クローン "ピノ・ノワール2021、そして新しくリリースされたブシェーヌ・エステート・シラー2021。

ブシェーヌのエステート・シラー2021は125米ドルで、生産者の畑の最も若い部分からリリースされた2番目のヴィンテージである。

9月に dbは、シャルル国王がボルドーを訪問中にシャトー・スミス・オー・ラフィットを訪問したことを報じた。このドメーヌはまた、ビオディナミ栽培を遵守し、2019年には有機農業の認証を取得するなど、その持続可能な信頼性からも選ばれていた。