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ジーニー・チョー・リーMWがサザビーズのホスピス・ド・ボーヌのコンサルタントに就任
2008年にアジア人初のマスター・オブ・ワインとなったジーニー・チョー・リーは、ジャスパー・モリスMWの退任に伴い、2024年から毎年開催されるホスピス・ド・ボーヌのワイン・セールのコンサルタントを務める。
サザビーズは、ジャスパー・モリスMWが第163回オスピス・ド・ボーヌ・ワイン・セールのコンサルタントを退任すると発表した。
2024年からはジーニー・チョー・リーMWがその任に就く。彼女は『Asian Palate』、『Mastering Wine』、『The 100 Burgundy』の著者であり、同書は2020年グルマン賞の世界最優秀ワインブック(フランスワイン部門)を受賞しているほか、テレビの司会者、編集者、ワイン評論家、審査員、教育者としても活躍している。
韓国のソウルで生まれたリーは、2008年にアジア人初のマスター・オブ・ワインとなった。
ハーバード大学で公共政策の修士号、香港理工大学でマーケティングとブランディングの哲学博士号を取得し、現在はホテル・ツーリズム・マネジメント学部のワイン学科教授を10年以上務めている。
2009年からはシンガポール航空のワインコンサルタントを務めている。
その役割として、リーはホスピス・ド・ボーヌのワインのテイスティングを行い、収穫期にはホスピス・ド・ボーヌのワインメーカー、リュディヴィーヌ・グリヴォーに加わり、世界的なテイスティングやディナーに参加する。
サザビーズのワイン&スピリッツ部門グローバル・ヘッドであるニック・ペグナは、リーがその職務にもたらす「極めて国際的な視点」を賞賛した。
オークションハウスが初めてホスピス・ド・ボーヌと提携したのは2021年のことで、リーの後任としてコンサルタントに就任するモリスは、この発表を受けてサザビーズのワインチームに加わった。
モリスは、サザビーズに3年間在籍する前の2016年から、オスピス・ド・ボーヌのワインオークションのコンサルタントを務めていた。
モリスは、自身のビジネスであるインサイド・ブルゴーニュの成功のため、コンサルタントを退任すると説明した。