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2024年初頭までにオーストラリアワインが中国の棚に並ぶ可能性

北京を拠点とするある大手インポーターは、オーストラリア産のボトルが復活すれば、中国の顧客は「かなり早い段階でワインに再び興味を示すだろう」と語っている。

北京を拠点とするワイン輸入販売会社ザ・ワイン・リパブリックのオーストラリア人最高経営責任者(CEO)、キャンベル・トンプソン氏は、オーストラリアワインが中国市場に戻ってくれば、ボトルの入れ替えに苦労することはないだろうと語っている。

Covid-19の原産地をめぐる中国の非難に対抗して、中国がオーストラリアの輸出品に課していた高率関税が撤廃される。

トンプソン氏は、2024年の早い時期にはオーストラリアのボトルが中国の小売店の棚に並ぶようになると考えており、「オーストラリアの良質な生産者」の製品に対して中国の消費者が抵抗を示すことはないと考えている。

「顧客はまだそのワインを知っていますし、そのワインにはすぐに興味を示すと思います」と彼は言う。

10年以上にわたってオーストラリア産ワインを中国に輸入してきたディストリビューターは、関税撤廃を期待して、すでに10数社のオーストラリア産生産者と連絡を取っており、さらに「新規参入業者もいる」と明かした。

中国市場に進出している他のワイン輸入業者は、消費者が3年間オージーワインに飢えていたため、オージーワインの輸入ラッシュに備えている。

10月にdbが報じたところによると、オーストラリアの関税は両国によって5ヶ月間「検討中 」であるが、仮に一夜にして撤廃されたとしても、オーストラリアが最大の市場を失ったことで、ここ数年で蓄積されたオーストラリアのワイン余剰を解消するにはまだ2年かかるという。

この騒動にもかかわらず、ワイン会社はオーストラリアでの買収やポートフォリオの拡大を止めていない。

23年8月にはケルビーノ・ワインズがマーガレット・リヴァー・ワインメーカーズを買収し、10月にはランドール・グループがオーガニックのジェムツリー・ブランドを買収した。

さらに2023年2月、ポル・ロジェは西オーストラリアのボイジャー・エステートの英国での販売を引き受けた。

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