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カールスバーグ、利益予想の上方修正で株価上昇

デンマークのビール会社は、2023年上半期の「堅調な業績」を受け、通期の利益ガイダンスを引き上げた。

世界第3位のビール会社は、今年の有機営業利益の伸びを4%から7%と予想している。

「今日までの堅調な業績と今年度中の予想に基づき、2023年度の通期業績予想を上方修正する」と同社は声明で述べた。

上半期の既存事業売上高は11%増加し、既存事業営業利益は5.2%増加した。

カールスバーグの株価は今週1.6%上昇し、コペンハーゲンのベンチマーク指数は0.7%下落した。

ビール会社はまた、本日8月16日(水)より10億デンマーク・クローネ(1億4600万米ドル)の自社株買いを開始すると発表した。

コペンハーゲンに本社を置くビールメーカーにとって、この上半期は異例の忙しさであったことから、今回の業績予想の見直しが行われた。

カールスバーグは5月、歴史的な価格操作疑惑にけじめをつけるため、5,000万ユーロという高額な罰金を支払うことに合意した。公式声明によると、カールスバーグは11年間続いた訴訟の後、「膨大な時間と財源」を要したため、「本業に集中する」ために和解を決断したという。

そして6月、「150の作業工程と1億5,000万デンマーク・クローネ(1,730万ポンド)の醸造所設備投資」を最終的な取引の前に検討する必要があるとして、ビール会社は踵を返した後、ついにロシアでの事業を売却した。

カールスバーグもまた、今月初めに実施された英国の関税改革に先立ち、ビールのアルコール度数を下げるべく奔走した。カールスバーグの主力ビールは、アルコール度数3.8%から3.4%に引き下げられる。

この低いアルコール度数は、カールスバーグが同社のデンマーク・ピルスナー1リットルあたり9.27ポンドを支払うことを意味する(アルコール度数が3.5%未満であるため)。

 

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