ASCファイン・ワインズが上海でサイレント・オークションを開催

中国の輸入販売業者であるASCファイン・ワインズは、今月初めに上海で開催されたサイレント・ワイン・オークションが、当初の販売目標を上回る成功を収めたことを祝った。

中国のワイン輸入販売会社ASCファイン・ワインズは、12月8日に上海で開催されたサイレント・ワイン・オークションで、予想以上の売上を記録し、成功を祝った。

ASCファイン・ワインズはまた、2009年に設立されたASCオークション・カンパニーのオーナーでもあり、中国で唯一のワインカテゴリー専門のオークションハウスとして知られている。

オークションでは、ボルドーのグラン・クリュ・クラッセや希少なブルゴーニュのプレミアム・セレクションから、非常に人気の高い国際的な高級ワインまで、145ロットの高級ワインが出品された。オークションは5時間にわたって行われ、会場の参加者と中国全土の不在入札者から競り落とされた。

プレスリリースによれば、シャトー・ラフィット・ロートシルト1982は「ボルドーワインの至宝であり、中国でセンセーションを巻き起こした」とインポーターとディストリビューターが賞賛し、「オークション会場は激しい競りで燃え上がった」と報じている。

ペトリュス・バーティカル・ヴィンテージ・パッケージ（2017年、2018年、2019年、2020年）も用意され、この入札は「ダイナミックな中国市場におけるペトリュスの激しいライバル関係を浮き彫りにし、注目の的となった」とASCは述べている。

ドメーヌ・ロマネ・コンティ・ラ・ターシュ2016とテイラーズ1896ベリー・オールド・タウニー・ポートも上海オークションで落札された。

国産ワインでは、2024年の縁起の良い辰年の到来を告げる「龍宮チャイナレッド2019」が主役となった。その人気により、ASCとワイナリーは収益金を慈善活動、すなわち上海慈善基金会に寄付し、サントリーの中国における水育プロジェクトを支援することにした。

その他のニュースとして、ASCファイン・ワインズはドメーヌ・バロン・ロートシルト（ラフィット）のチリ部門ロス・ヴァスコスの新しいオーガニック表現を2024年初めに香港で初めて発売する。詳しくはこちら