カナダの億万長者がナパのワイナリーを5700万米ドルで買収

ナパで最も古いワイナリーのひとつであるヴァイン・クリフが、カナダの億万長者ステファン・クレティエに5700万米ドル以上で買収された。

報道によると、ガルダワールド・グローバル・セキュリティー帝国の創設者であるクレティエは、デラウェア州にある自身の会社SCWファンド・コーポレーションを通じて、1871年創業の歴史あるナパのワイナリーを購入した。

クレティエ社は、ランドマーク・ホテル・チェーンの創設者であるネルとチャールズ（チャック）・スウィーニーからワイナリーを買収した。

100エーカーの広さを誇るヴァイン・クリフ・ワイナリーは、オークヴィル・アメリカン・ヴィティカルチュラル・エリアとして正式に知られるワイン・スポットの、シルヴァラード・トレイルの東の丘の中腹に位置している。

この契約には、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、ジンファンデル、マルベック、リースリングなど、年間最大4万8000ガロンのワインを生産できるワイナリーが含まれる。敷地内にはさらに、23エーカーのブドウ畑、洞窟、池、丘の上の邸宅がある。

クレティアと妻のステファニー・メイリーは、2017年からナパ郡のソーダ・キャニオン・ロードにあるワイナリー、ロイ・エステートのオーナーであることも公になっている。この42エーカーのエステートのワインは1本500米ドル以上で販売されていると噂されている。

報道によれば、クレティアはカリフォルニア大学で経営学修士号を取得しており、カリフォルニアにルーツがあるようだ。