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ベリー・ブラザーズ&ラッド、ハンブルドン・ヴィンヤードに2,230万ポンドで公開買い付けを開始

英国最古のワイン商であるベリー・ブラザーズ&ラッドが率いるコンソーシアムが、英国のワイナリー、ハンブルドン・ヴィンヤードの買収を2230万ポンドで開始した。

ベリーブラザーズ&ラッドがハンブルドン・ヴィンヤードを2230万ポンドで買収

ガイ・サリスベリー・ジョーンズ少将によって1952年に設立されたハンブルドンは、イングランド最古の商業用ブドウ園である。

このスパークリングワインメーカーは、ダウズ、グラハム、コックバーンズといったポルトワインのメーカーであるポルトガルのシミントン・グループが率いるコンソーシアムに買収される条件で合意したと発表した。

ベリー・ブラザーズ&ラッドのリジー・ラッド会長と、シミントン・ファミリー・エステートのルパート・シミントン最高経営責任者は、今朝、この売却について次のように述べた:「私たちは、このオファーが株主にとって、この事業が直面している非常に不確実な将来を背景に、その投資に見合う価値を受け取る前向きな機会であると信じています。

同コンソーシアムは、ハンブルドンは「持続的な財務圧力」の下で苦闘しており、同グループのメンバーにとって「多角化の戦略的機会」を提供していると述べた。

ラッドとシミントンは、「我々は、ハンブルドンの取締役、弁護士、アドバイザーと協力して、独立したハンブルドンの取締役会が推奨する株主への本オファーを準備してきた」と付け加えた。

イングリッシュ・ワインの購入は、各メンバーの中核ビジネスモデルを気候変動から守るための戦略的な動きである、とコンソーシアムは本日発表した。

イギリスワインの認知度は高まり続けているが、2022年の販売数は減少。イングランドとウェールズのワイン業界の全国組織であるWineGBによると、2021年の販売量は930万ポンドだったが、2022年には800万ポンドに減少した。

先週、ドリンク・ビジネス誌は、故ワイン専門家で「ジャッジメント・オブ・パリ」の主催者でもあったスティーブン・スパーリエ氏が2009年に設立したドーセット州のワイン農園、ブライド・ヴァレー・ヴィンヤードが、地元の起業家であるアラスデア・ウォーレン氏とマーク・バナム氏に売却されたと報じた。この記事の詳細はこちら。

 

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