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サントリー、オーストラリアを缶入りカクテル拡大のケーススタディに
日本の多国籍ビール・蒸留酒メーカーは、オーストラリアを他の世界市場に缶入りアルコール・カクテルを導入するための "参考事例 "とする計画だ。
サントリービバレッジ&フードの小野真紀子社長兼最高経営責任者(CEO)は、サントリーオセアニアの新子会社を使って、レディ・トゥ・ドリンク飲料の導入を試験的に行うと述べた。
ビームサントリーとフルコアサントリーは、オーストラリアとニュージーランドでプレミアムスピリッツとアルコールフリー飲料を製造・販売・流通させるため、30億豪ドルの提携を結んだと、今月初めにdbが報じた。
サントリーオセアニアは、「ジムビーム」、「メーカーズマーク」、「響ジャパニーズウイスキー」、「カナディアンクラブウイスキー」を含む40の主要飲料ブランドの製造、販売、流通を統括する。
アルコールフリーでは、ジュース、ソフトドリンク、スポーツドリンク(オランジーナ、ルコゼード、リベナなど)がサントリーオセアニアを通じてANZ市場に投入される。
この新事業は、オーストラリアでは2025年半ばまでに、ニュージーランドでは2026年までに完全稼動する予定である。
また、より多くのRTDを導入するというグループのコミットメントも生まれるだろう。
「飲料会社としてRTDを作るのは初めてなので、これはヨーロッパなどの市場で使える新しいモデルになると思います」と小野は語った。 ロイター.「ロイター通信によると、小野は次のように語った。
同社はオーストラリア北東部の都市ブリスベンに工場を建設し、BOSSブランドのコーヒーや2021年デビューのRTDカクテル195ダブルレモンなどの缶飲料を生産することを検討している。