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レミー・コアントロー、6,100米ドルの香水で飲料の枠を広げる
フランスの蒸留酒グループ、レミー・コアントローは、メゾン・サイケのフレグランスの新シリーズを米国で発売し、飲料部門以外にも進出した。
レミー・コアントロ社は、このフレグランスはコニャック作りの技術と香水作りの技術を融合させたもので、高級フレグランスとスピリッツの世界をつなぐ架け橋の役割を果たすと述べている。
レミー・コアントローが発表した5つのフレグランスは、メゾン・サイケ初のコレクションといわれ、スピリッツのブレンドと熟成におけるレミーの専門技術が生かされている。香水は、メゾン・レミー・マルタンのセラーマスターであるバティスト・ロワゾーが、スイスのフレグランス・香料化学会社であるフィルメニッヒの主任調香師であるソフィー・ラベとともに厳選したもので、フランスのコニャックにあるメゾン・レミー・マルタンのセラーにある小さなオーク樽で熟成されている。
メゾン・サイケによって、レミー・コアントローは新たな媒体で技術を披露することを目指し、高級職人技の限界に挑み続けるグループの最新章を表現している。
メゾン・プシュケは現在、アメリカのLOUIS XIIIのプライベート・クライアント・チームを通じてのみ入手可能で、価格は6,100米ドルから。
このコレクションには次のような香りがある:
アレクサノールカラブリア産ベルガモットの果皮を使用し、ラベンダーのノートを加えた、繊細なフローラルとシトラスの香りが特徴のエッセンス。
ベル・ダム:グラース産の百葉のバラで、スパイシーで蜂蜜のようなアクセントを持つ奇跡の香り。
アルシオーネインドのジャスミヌム・グランディフロラムは、新鮮さを保つために日の出直前に収穫される「朝摘み」品種。
ハマドリアマダガスカル産のバーボンバニラは、木の香りをアクセントにした古くからあるスパイスで、手作業による花の受粉や4ヶ月にも及ぶ乾燥工程など、多大なノウハウが必要だという。
ニンファリスインドネシア産パチョリのエッセンシャルオイルは、ハーバルなフレッシュさとレザーのような土の強さを兼ね備えている。