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ポーランドと米国の新しいマスターズ・オブ・ワインが本日発表された
本日、新たに2人のマスター・オブ・ワインが発表され、1人はポーランドを拠点とする初のMWとなり、もう1人はヴァージニア州のワインメーカーである。
今朝、マスターズ・オブ・ワインの称号を得たという知らせを受けたのは、ポーランドとアメリカをそれぞれ拠点とするヴォイチェフ・ボンコフスキMW(写真上)とジョシュア・グレイナーMWだった。
ワインライターであるボンコフスキはポーランドを拠点とする初のMWであり、グレイナーは米国バージニア州にあるRdVヴィンヤードのマネージング・ディレクター兼ワインメーカーである。
MW試験は、第2ステージの終わりに行われる理論試験と実技試験、そして第3ステージの終わりに提出される研究論文(RP)で構成される。
RPは、科学、芸術、人文科学、社会科学のあらゆる分野から、ワインに関連するトピックについて深く研究するものである。MW試験の第3段階に合格して初めて、マスター・オブ・ワインとなる。
2023年ヴィンテージの最初のMWについては、RPのタイトルも含めて、以下を参照のこと。
ヴォイチェフ・ボンコフスキ MW(ポーランド)
ポーランド出身のワインライター、ヴォイチェフ・ボンコフスキは、ワルシャワ大学でイタリア文学の修士号と音楽学の博士号を取得。ショパンが好んだ料理とワインに関する著書『ショパン・グルメ』は、2010年にショパン・インスティテュートより英語版で出版された。
同時にワインのキャリアを築き、ロンドンで1年間働いた後、ポーランドに戻り、8冊の本を出版し、ポーランドを代表するワインウェブサイト『Winicjatywa』(2012年)とワイン雑誌『Ferment』(2017年)を創刊した。
ヴォイチェフはライター、ワイン・マーケット・コンサルタント、審査員として国際的に活躍しており、特にデカンター・ワールド・ワイン・アワードや50 Great Greek Winesの審査員として知られている。
現在は、イタリア、ギリシャ、オーストリア、ポーランドを含む中欧・東欧、ポートワイン、マデイラ、シャンパーニュのワインに力を入れている。
研究論文: トカイの分類に向けて。オーストリアのエルステ・ラーゲン・アプローチをハンガリーに適用する
ジョシュア・グレイナーMW(米国)
ジョシュアはアメリカ、バージニア州にあるRdVヴィンヤードのマネージング・ディレクター兼ワインメーカー。ジョシュアは20代前半にイタリアを旅行中にワインに目覚めた。
その後、アメリカ、フランス、オーストラリアで腕を磨き、2008年の初ヴィンテージでRdVに加わった。
ブドウ畑やワイナリーにいないときは、妻や息子とアウトドアを楽しんでいる。
研究論文 21世紀半ばまでのバージニア州におけるカベルネ・フラン、シャルドネ、メルロのフェノロジーの変化を評価する